実力と運
世の中実力だけで認められることって多くはないです。
運も大事。
タイミングも大事。
サバイバル番組はその辺りがわかりやすく表現されています。
先生たちから才能があると言われていても、番組にとりあげられる機会がなく視聴者には伝わらないまま脱落になったり、たまたまトラブルが起きたところをピックアップされてアンチができてしまったり…
これが俗に言う悪変ですね。
逆も然りで優しい一面やひたすら努力するところをピックアップされたら一気に人気が出るなんてこともあります。
全ては神様(制作側)のさじ加減だったりします。
圧倒的
そんな神様(制作側)のさじ加減を関係ないと言わんばかりに人気を獲得する子もいます。
そういう子は大体何かが圧倒的。
実力、ビジュアル、オーラ、明るさ、なんでもいいですけど圧倒的に何か良いところがあります。
実力が圧倒的にいい子は最初から上位キープが多く、ビジュアルが圧倒的にいい子は最初順位がよくてその後は自分次第。
番組の回数重ねるごとに視聴者は情がわいてきちゃうので仕方ないですね。
圧倒的な子はピックアップされることも多いです。そりゃそうだ。
画面越しに伝わるカリスマ性は生で見たらハンパじゃないでしょう。
現場にいるスタッフさんはビシビシ感じてますから自然とカメラも追っちゃうんだと思います。
ケーポライブに行くのが好きでよく行ってました。
やっぱり生はすごいです。肉眼で見れる席になった日にゃ、ライブ中興奮しすぎて夢中だったのに何も覚えていないというわけわからない状態に。
画面越しでは伝わらない魅力がバンバン伝わってくるんです。
ダンスの知識のない私でもダンスの凄さがわかるんです。
声量もライブではわかりやすい。
とにかく圧倒的な人は神様にもどうにもならないんです。
ビジュアル
ビジュアル担当という言葉があるように、やはりアイドルをする上でビジュアルがいいというのは得しかないです。
ケーポ界隈だと顔ペン(ペン=ファン)とかいいます。
写真とかグッズとかそういうものも販売されるの考えたらビジュアルがいいに越したことはないです。
ビジュアルは人それぞれの好みとはいえ人気をかなり左右します。
サバ番に関していうならばビジュアルがいい子はメリットもデメリットもあると感じています。
ビジュアルがよくて実力不足の子は、実力に伴わない人気を獲得してしまうことが多いのでアンチが多くもなります。
実力のある子を応援している人からしたら上位をキープされるのはしんどいんでしょう。
ビジュアルが急激に劣化することはないし、努力している間にゆっくりでも実力がついてきてしまう。
自分が応援している子が常に努力していいパフォーマンスを見せているにも関わらず人気上位に入れない。つらいですよね。
最終的には人気投票でデビュー組が決まる番組だとやはり目の上のたんこぶになるんですね。
ENHYPENのi-LANDは経営陣が選ぶ枠が1人分ありました。
そうなると文句つけようがないのでいいシステムかなと思いました。
スタッフ側がグループに必要だと思うメンバーを選べるのもいいですよね。
自己主張
サバ番では自己主張が必要な場面があります。
自分のいいところをたくさんの人に見てもらうためにはいいポジションを獲得しなければなりません。
人気獲得にはたくさん映ることも大事です。
センターやメインボーカルをやりたいと勇気を出して自己主張することも必要。
ただ実力者がだいたいそのポジションを持っていってしまいます。
仕方のないことなんですが、いつもはじっこで踊ってちょっとだけ歌うのでは視聴者にアピールできません。
自己主張できるだけの努力と成長と自信を身につけるのがサバ番では大事なポイントです。
そして実力のある子も自己主張では気をつけないといけません。
いつもいつもいいポジションをもらっているにも関わらず誰にも譲らない、グループ全体のことを考えず自分が目立つことだけを考える、こういうことをやると視聴者からよく思われないんです。
実力があって人気もそれなりに獲得していても、人間性の部分で票を獲得できなくなっちゃうんですよね。
バランスって難しいですね。
「やりたい!」という気持ちはとっても大事。
でもグループ活動する以上はそれだけでは通らないのがアイドル。
サバ番はポジション決めなど裏側も映されてしまうからそのへんは気をつけないと…
わかっていても若くてギラギラした子たちがその気持ちをグッとこらえるのは難しいでしょう。
編集次第なので悪編かもしれませんが、それは神様(編集)のみぞ知る。
メンタル
サバ番で1番気になるのはメンタルケアです。
家族から離れて宿舎で友人兼ライバルたちと過ごす日々。
練習時間をたくさんとれば睡眠や急速の時間が減る。
体力が削られれば心も不安定になる。
日々ギリギリの生活をしている参加者のメンタルケアは一体どうしているんでしょうか。
放課後ときめきに関していうなら1年生というまだ幼い子たちはどうしているのか。
おばちゃん心配で心配で…
アイドルを目指す過程を見られている上に評価され、人気投票まで受ける。
自分がどういったことで人気を得ているのかよくわからないままひたすらまっすぐ信じて努力し続ける。
一緒に努力した友人が無残にも脱落する。
周りから人がどんどんいなくなっていく。
明日は我が身。
不安になる要素しかないです。
番組内でメンタルケアしてるシーンは先生方と話しているときや友人と話しているときくらいなんです。
一般の同世代の子よりもはるかに過酷な環境にいるので専門の方が着いてくれているといいなと思っています。信じているよ、スタッフさん。
サバ番の参加者が番組が終わったあとに元気に過ごしている姿を見ると安心します。
残念ながらデビューできなくても頑張ったその期間は将来の糧になるはず。
頑張れ。
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