オーディション番組
私の知るK-POPといえば完成度が高く身体もしっかりとしていて見る人を圧倒するそういうものだったのですが、最近は違ったコンセプトのものも増えてきました。
低年齢化してます。
今絶賛視聴中の放課後ときめき(放課後のときめき)というサバイバル番組(オーディション番組)も小学生の参加者がたくさん。
この間までやっていたLOUDというJYPとPnationのオーディション番組にもコウキくんという12歳の子が出ていましたね。合格しましたが活動は見送るようですが。
完成したものを豪華にかっこよく突きつけるK-POPももちろん健在なのですが、サバイバル番組の人気ぶりにより最近は成長過程から見せていくスタイルも増えてきていると感じます。
爆発的人気になったWANNA-ONEが決定打になったのではないかな。
本当に人気ありましたね。プデュ2は私も夢中になって見ていました。見ながら涙することも多々あり。
最初はどうしようもなかった練習性も回を重ねるごとに上手になって意識も変わっていく、そんな姿に応援したくなるんです。
デビューしているアイドルだって最初から上手なわけじゃないし、意識だってこんなに高くなかった、努力して変わっていったんだろうと感じることのできる番組でした。
その後のプデュシリーズも人気がありましたが投票に不正があってなくなってしまいましたね。残念です。
今はサバイバル番組でデビューを掴めば売れるっていう構図なのかな。見る人も多いですし。
ショタコンセプト
私がコンセプトでの低年齢化を感じたのはNCT DREAMのチューインガム。
これを見た時は「イスマン、やりやがったな」と思いました。
SMエンタでこんなコンセプトはやると思わなかったし、コンセプトに対し実力の高さよ。こりゃもう同世代もお姉さん世代もメロメロだろうよ。と。
そしてメンバーでいられるのは20歳までという制限付き。オタクは時間に限りのあるものには熱狂しやすく(お金を)突っ込みやすいんですよね。イスマンわかってるな。わかっててやっているな、と。
デビュー当時マンネのチソンは14歳。これをショタコンセプトと言わずしてなんと言おうか。
男の子の14歳といえば身長はまだまだ伸びるし、変声期の最中。リアルな成長を見守れるんです。
そんなの応援しちゃうに決まってるでしょ。私はもちろんNCTではDREAM推しです。(聞いてない)
精神的な圧
韓国のサバイバル番組がなぜ面白いのか。
それは過酷だからだと感じます。体力的にも精神的にも過酷。かなり自分自身を削られると思うんです。
プデュシリーズで過酷だと思ったのは
ファン投票で合うと思われた曲の練習→練習期間中に順位発表→脱落者が決まる。
人数の足りないチームが出てくるのでそこに人数の多いチームから移動。その際の移動者は一緒に同じ曲を練習してきた子たちの投票によって決まる。
時間のない中新しい曲を練習し直すのも大変ですが、一緒に練習してきた子たちに追い出されるのってかなり精神的にキツくないですか。
このシステムガルプラにも継承されていて見ているだけでもしんどかったです。
i-LAND(ENHYPENのオーディション番組)では最初から一緒に練習する子たちで評価をし合うシステムでした。
これ最初はあんまり知らない同士だからいいですけど、寝食を共にして切磋琢磨し合う関係が築ければ築けるほどしんどいシステムだなと感じました。
メンバーを半分に分けて、上位グループは整った施設で、下位グループはそれなりの施設で生活や練習をします。
毎回別室で投票するんですが、投票するのは上位グループのみ。上位グループの中で下位グループに落ちてもいいと思う人に投票します。
落ちる子もですが投票する側もかなり精神削られますよね。
放課後ときめきでは中間テスト期末テストがあって学年ごとに対決をし、負けた学年は脱落者が出ます。
その脱落者の候補はパフォーマンスの会場投票で最下位だった子。そして脱落するかどうかは会場投票で1位だった子にかかってきます。
学年パフォーマンス+1位のパフォーマンスの得点で勝敗が決まるというシステムです。これ小中学生の女の子に背負わせるレベルのものじゃないでしょ。
自分のために一生懸命やればいいパフォーマンスとは違いますからね。
興味があったものを時間のあるときにしか見ていませんが、それでも過酷じゃない番組はありませんでした。(ニジプロは優しかったな。日本の番組だからかな。)
途中体調を崩す子もいたしリタイアする子もいました。デビューすること自体が大変なのはわかりますが、やることが過酷すぎる。
内容も過酷な上に人気投票まで。順位をつけられ先生や現場から受けた評価とはまた違う評価を突きつけられる。
ただそれだから面白いし応援する側も熱が入ってしまうんですよね。
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